GUX (グローアップ・エックス)








既成教材の共通した弱点をカバーするための教材GUX新登場

 

その全体像はどんなものか

《共通な弱点を見据えて》

  各教科の無視されがちな、「その部分を重点的に」「そこをもう少し繰り返したい」そんな声なき声に応えて作りました

《徹底的にこだわる基本》  

「今さらそこには戻りにくい」そんなところにあえて光を当てるために作りました。

《補習や家庭学習も念頭に》

  単なる通常授業の繰り返しではない補習のための教材という視点で作りました。

 

Seeing is believing

実物の内容をいくつかご紹介しましょう

数学図形の基本の基本

◆対象:中2、平均点を下回る生徒

◆形式:夏期講習などの短期講習

今までの反省】小学校の高学年で図形の基本を学んできました。その知識があれば中1の図形は乗り切れるはずです。しかし現実には小学校卒業と同時に図形の知識も消失してしまっています。

どう指導するか】2学期になると合同など図形が本格化します。その前に、図形の基本中の基本だけを抑えて置くことが大切です。たとえば、

 <図形のことばの確認> π、弧、弦etc

<図形の名称の確認> 正三角形、二等辺三角形、直角三角形、円柱、円すいetc

 <図形の性質の確認> 多角形の内角の和、平行四辺形の性質etc

<求積の公式の確認> 円周、おおぎ形の面積、多角形の体積etc

 

【その結果は…】中2で本格的な図形に入ったとき、図形のイロハから教える必要がなくなります。たとえば、こんな質問が出なくなります

二等分線って何???? 

多角形って何???? 

外角ってどこの角???? 

対角線ってどこの線????

 

 

すっきり日本史年表

◆対象:中2,3、歴史大嫌い人間

◆形式:補習+家庭学習

今までの反省】定期テストでは得点が取れるが、実力テストになると大幅に点数が落ちてしまいます。それは歴史を細切れに学習してきたために起こる必然の結果と言えます。

 

どう指導するか…

→まず、最初のプリント年表で時代と主な出来事、そして主な登場人物を復習します。このプリントは細かな説明を省略していますから、生徒の力量によって解説を増減してください。そして、次回<チェックテスト(1)>をすることを予告します。

→プリントを前にすれば<チェックテスト(1)>は難なくクリアするはずです。そこで満足させずに、プリントを見ずにこちらの質問に答えられるかをチェックします。たとえば、「鎌倉の前は何時代?」のような意地悪な質問も有効です。

→その方法で<チェックテスト(2)><チェック(3)>と進んでいきます。この段階ではあえて年表順を崩して問いかけるのもいいかもしれません。

 

【その結果は】次第に、今学習している時代がどんな時代で、どの時代の後に続くのかということに関心が向くようになります。いままでのように室町時代の後に平安時代が来るというようなお粗末な返答は影を潜めるはずです。また、テスト対策として意味も無く教科書の太字を覚えるという非効率的なこともしなくなるでしょう。

 

 

 

スリーステップ英作文

 

[対象]中3

[レベル]B,A

[使用法]短期講習

 

今までの反省

 長文と並んで、近年の入試英語の特長と言えるのが、この英作文です。ほとんどの生徒は、作ろうとする内容を段階も踏まずに英文にしようとします。その結果、テーマからそれたり、ただ単語を並べるというお粗末な英文を書くことになります。加えて、既成の問題集や過去問集の正解見本はたった一つ、生徒の英語力とかけ離れたまさに見本と言うべき例文が載っています。

 

どう指導するか】 減点されない英作文を書くには、鉄則があります。その鉄則を守った上で、段階を踏んだ訓練が必要です。その鉄則とは何でしょうか。

(1)やさしい英文を書く (2)短い英文を書く。この2点に心がけることです。

 この教材は、上記の鉄則を踏まえ、3つの段階を設定して、徐々に合格英文に導いていこうとするものです。

 まず、与えられたテーマによって、初級中級に分けています。初級はさほど悩まずに、書く内容を決定できそうなものを選んであります。中級は、多少高度な文型を使わざるを得ないようなテーマを選んであります。

 

 stステップ

  ここでは、書く内容を日本語でまとめる訓練をします。ここで注意するのは、あまり凝った内容にしないこと。どうしても日本語で考えるといろいろなことが想像できてしまうからであす。あくまでもシンプルに。

 ndステップ

 その日本語はどんな英語にできるか。教科書の基本英文を必要な単語で加工していきます。 

 rdステップ

 いよいよ仕上がりです。ただ単語を並べた<ジャパニーズイングリッシュ>になっていないかをチェックします。一番の問題点は語順です。英語の語順になっているかどうかを基本文を参考に考えさせてください。

 

その結果は】まず英文を慎重に書くようになります。むやみに日本語の書き出しを英語の書き出しにするようなことが減るでしょう。採点をしてみると減点の箇所が少ないことに気づくはずです。

→見本ページ

=3rdステップ=具体的に英語にする

●自己紹介(年齢その他)

  →<出身地>を表すにはfrom Tokyoのように。動詞は何を使うか。

→<年齢>は〜years old。数字は正確に書けるように。どちらもbe動詞を忘れないこと。

 

●家族構成

  →I haveで書き始めて家族を列挙する。列挙するときの<A, B, C, and D>の書き方は覚えておきたい。

 

●趣味

  →「私の趣味は、ゲームをすることです」とすると、My hobby is playing TV games. のように、中2の知識(動名詞)が必要になる。

I like to 〜で趣味をあらわす手もある。「音楽を聴く」=listen to music 「買い物に行く」=go shopping「ゲームをする」=play games 「映画を見る」=watch moviesなどの表現は知っておきたい。

 

●現地で何をしたいか

  →「いろいろな場所を訪れたい」=a lot of places 「アメリカ人の友達を作りたい]=make many friends placevisitという単語は重要語である。

→「現地の学校生活を体験したい」はそのままでは難しい。「彼らの授業を受けてみたい」としてはどうか。「受ける」はtakeだが、思いつかなければhaveでもOK.

 

 ●不安なこと

→「私は英語が上手に話せない」であれば、cantwellを知っていればできそう。

→「私の英語は上手ではない」なら、My English is〜で表現する。この場 

合の「上手」は=goodで、「上手に」とは同じではないので注意が必要。 

 

●結びのことば

→「お目にかかるのを楽しみに」は決まりきった表現look forward toを使うと簡単。Im looking forward to Christmas.(私はクリスマスを楽しみにしている)を参考にするのだが、toの後ろに動名詞を従えることがポイント。

→この決まり文句を知らなければ、「私はすぐにあなたに会いたい」でも十分。

 

絶対に覚えたい英単語200

◆対象―中3、平均点を下回る生徒

◆形式―補習、家庭学習

今までの反省】彼らのほとんどは単語を覚えることを避けてきたはずです。それは、その練習が無味乾燥なものだというだけでなく、たとえ覚えたとしても点につながった経験がないからでしょう。それは役に立つ形で覚えなかったからです。

 

どう指導するか】ただ闇雲に単語を覚えるのではなく、単語には種類(品詞)があり、後ろにどんな語を従えるかを粘り強く理解させたいものです。そうすることでその単語が文中どの位置で使われているかを納得させます。

 たとえば<前置詞>はon the deskのように後ろに名詞を従えること、<形容詞>はfamous playerのように後ろに名詞を従えること。

 

その結果は】このような訓練を続けていくと、教科書の新出単語の意味調べでも無意識に品詞を書くようになり、いつの間にか単語をばらばらに並べるのではなく、あるまとまった塊として捉えることが出来るようになります。

→見本ページ

■形容詞

 形容詞は主に名詞を説明する役割をする。その位置は日本語と同じである。

 

□大きい建物 a        building  □小さい車  a        car

 

□古い都市 an        city   □新しい自転車  a        bike

 

□忙しい                   □暇な       

 

□たくさんの本         books  □いくらかの水         water

 

□簡単な問題an        question□むずかしい科目 a        subject   

 

□おもしろい本  an        book    □悲しい話  a        story

 

□大切なこと an        thing □人気のある選手  a      player

 

□背の高い男性 a        man  □有名な歌手 a        singer

 

□高い山a        mountain  □良い友達 a        friend

 

◆数字が書けるか=その2=

21            30             40            

50            100             1000          

 

 

 

 

総合学力プログラム 

<対象>小5、6

<レベル>B以上

<使い方>授業用

 

【今までの反省】中学入学後、成績が急落する原因は、すべての科目を押し上げる原動力、、それでいてなかなか顕在化しにくい「読解力」「表現力」「要約力」「語彙力」不足であるといっても過言ではありません。小学校時代に意識的に特別な訓練をしないために多くの落ちこぼれが生まれてしまったのです

 

どう指導するか】基本は、出来るだけたくさんの語いに触れ、出来るだけたくさんの文に触れ、できるだけたくさんの文を書くことです。生徒はこの種の設問には慣れないために苦戦するはずです。ただ「要約力」「表現力」の設問では正解が一つではないために指導者も手間がかかることを覚悟しなければなりません。粘り強く指導してください。

 

その結果は】しかし、その分結果は期待を裏切りません。まず変化は社会科の歴史辺りに出てきます.「なぜそんな法律を作ったのか」という問いかけに対して、教科書の本文からその答えを見つけようとします。正解が出てこなくても悲観しません。その姿勢が大切なのですから。そして中学入学後に今までのような成績の急落をする生徒が減るはずです。

 

→見本ページ

プログラム<2>

1<内容を理解する> 次の文を読んであとの問いに答えなさい。

(1)アメリカで始まった「シェイクアウト」という地震防災訓練があります。これは指定された日時に地震から身を守る行動を職場や学校などで1分程度行う訓練です。短時間で終わるため参加しやすく、その活動は広がりを見せています。

[問い]シェイクアウトの利点はどんな点ですか。

 

(2)算数が嫌いな人にとって、算数は将来役に立つのかと思うことがあるでしょう。でも考えてください。今キミたちが便利に使っている携帯やゲームは、どんな人のアイデアから生まれたものか。たくさんの教科はキミたちの将来の可能性を探るために存在しているのです。 

[問い] 学校でたくさんの教科を勉強する目的は何でしょうか。

 

2<推理する>次の「…」の部分に適当な文を入れて、意味が通るようにしなさい。

(1)彼は貧しく、毎日懸命に働いたがご飯を食べてゆくのがやっとのことでした。本一冊買うお金もなかったし、またたとえあって本を買ったとしても…

 

(2)山田さんの田は、以前は1区画10aでしたが、国の援助で耕地が整備されて,1996年に1区画46aになり、他の周りの道路も広くなりました。1区画あたりの面積が広くなったために,

 

(3)一昨年、娘とポルトガルを旅行した際、人々の親切が身にしみた。道を尋ねる機会が何度かあったが、言葉が通じないとわかると、その場所の近くまで案内してくれた人もいれば、…

 

(4)かじを失った小船は、波にもまれて、このままでは明らかに太平洋の真ん中に流される。しかし、突然吹き始めた風が彼らに幸運をもたらした。…

 

3<地図を書く>次の文はある人が電話で自宅への道順を示したものです。これを読んで、できるだけわかりやすい地図を書きなさい。

駅を背にして、目の前の道を真っ直ぐ50メートルほど進みなさい。そこに大きな十字路があり、右手に銀行がある。そこを右に曲がってから2つ目の信号を左折します。しばらく行くと右手にコンビニがある。そこから電話をすれば迎えに行く。

 

 

4<ものを説明する>次の言葉を、それを見たことのない、聞いたことがない人に説明するつもりで説明しなさい。

(1)バリアフリー

 

(2)いとこ

 

(3)サッカー

 

(4)オリンピック

 

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